こんにちは、イドです!
名言や心に響くセリフを英語でチェックシリーズ第一弾は、「スパイダーマン」です!
スパイダーマンの映画から幾つか名言を取り上げて、英語の使い方や文法などチェックしてみましょう!
全シリーズから名言を選んでみましたよ!
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Contents
スパイダーマンシリーズとは
スパイダーマンはマーベルコミック社のアメリカンコミックに登場するヒーローで1963年に初登場して以来、大人気となり、2002年より実写映画化となりました。
2002年から2007年までは、スパイダーマン役をトビー・マグワイアが務め、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントよりサム・ライミ監督により映画化されました。その後、2、3、とシリーズ化されました。本来は、4作の構想でしたか、3作で終了となりました。
ソニーは、2012年には、キャストやスタッフを一新したリブート作品「アメイジングスパイダーマン」をマーク・ウェブ監督により製作。2014年には「2」も制作されましたが、興収が予想よりも下回り、「3」の予定はなくなりました。
そして、2017年の「スパイダーマン・ホームカミング」はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一環として制作され、マーベルスタジオが製作する他のヒーローたちと世界をシェアしています。
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スパイダーマン(2002年)の名言(英語)は?
まず最初の名言は、スパイダーマンでもっとも有名なセリフ、ベンおじさんの名言です。
Remember, with great power comes great responsibility.
ーUncle Ben
忘れるな。大いなる力には、大いなる責任が伴う。
この言葉は、まさにスパイダーマンの核となる言葉ですよね。
突然すごい力を手にしてしまったら。その後どう行動するのか。この名言は政治やジャーナリズムの世界でも時として使われたりしています。大きな力を手にしたら、その行動によってたくさんの人が犠牲になる場合もありますからね。
With great power comes great responsibility.
大いなる力には、大いなる責任が伴う。
今は亡きベンおじさんの名言。この言葉を胸に、ピーターはスパイダーマンになることを決意する。2002年公開『スパイダーマン』より pic.twitter.com/gEC1yM1Fjw
— アメコミライフ (@AmeComiLife) 2017年8月11日
Your friendly neighborhood Spider-Man!
ーPeter Parker/Spider-Man
親愛なるあなたの隣人、スパイダーマン
こちらもスパイダーマンといえばの有名な言葉ですね。1950年代は、この言い回しがよく近所のスーパーやレストランのコマーシャルやポスターに使われていました。
Get it now at your friendly neighborhood market.
お近くのスーパーでゲットしよう!
こんな感じです。
スパイダーマンの言い回しと同じですよね。近所の人に親しみのあるスーパー的な感じで、自分を売り出したかったピーターのちょっとおちゃめな部分を現しているのでしょう。
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スパイダーマン2(2004年)の名言(英語)は?
Happy 15th anniversary to the best CBM ever made #SpiderMan2 pic.twitter.com/seM7z6JJx7
— Velo Dautovic#ManWolfSquad (@theCrashAndWWEG) 2019年6月30日
Intelligence is not a privilege, It’s a gift. And you use it for the good of mankind.
-Dr. Otto Octavius
知性は特権ではなく、与えられた物なんだ。世のために使うのだ。
この英語は、科学者オットー・オクタビアスがピーターに科学に寄せる情熱を力説するセリフのうちの一つです。
知っていて損はない単語が使われています。
Intelligence 知性
privilege 特権、権利
mankind 人類
ドクター・オクトパスになってしまった後は、Intelligenceはa privilegeだと考え方も変わってしまいました。
このprivilegeは、良い意味でも使われ、挨拶などで耳にするかもしれません。
it is my great privilege to introduce Mr. XXX here.
ここで、XXX氏を紹介出来きとても光栄です。
のような感じで、自分に与えられた権利がとても特別に感じる場合に使われたりします。
I believe there's a hero in all of us. That keeps us honest, gives the strength, makes us noble, and finally allows us to die with pride.
-Aunt May
誰の中にもヒーローはいるわよ。だから正直に勇気を持って、気高く生きられる。そして最後は誇りを持って死ねる。
ベンおじさんのセリフ同様、スパイダーマン2でピーターに気づきを与えるメイおばさんによる名言です。
文法的には、
- There is 構文
- 3つ以上の言葉を並べるときは最後とわかるようにandを付ける
学校で習いますよね〜。
よく使われる文法なので、チェックです!
Sometimes to do what’s right we have to be steady. And give up the thing we want the most, even our dreams.
-Aunt May/Peter Parker
時として正義のためには、毅然として、一番欲しいものも諦めないと、たとえ夢でも。
こちらも先ほどの名言の続きで、ピーターが化け物と化してしまったドクター・オクトパスにも伝えます。
最上級のthe mostを文末につけて副詞的に強調しています。
これも使える英語で、例えば、先生の中で誰が好きと聞かれ、
I like her the most.
と、あの先生が一番好きだ、というように使えます!
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スパイダーマン3(2007年)の名言(英語)は?
I don't think it's for us to say whether a person deserves to live or die.
ーAunt May
人の生き死にを当然かのように言うべきじゃないわ。
メイおばさんがピーターに諭す言葉です。
deserveは「値する」といった意味がありますが、日本語にぴったりと当てはまる言葉が難しい英単語です。でも、よく使われる言葉です。
この場合は、ピーターが、
He deserved it, right?
とメイおばさんに聞いたことへの返事です。
ピーターのセリフは、ベンおじさんを殺した犯人は死ぬのに値する=死んで当然だよね?
といったネガティブな使い方ですね。
"Revenge is like a poison....it can turn you into something ugly."
ーAunt May
復讐心は毒と同じ、人を醜く変えてしまう。
スターウォーズのアナキンにも聞かせてあげたい言葉ですね。
Well, you start by doing the hardest thing: You forgive yourself.
-Aunt May
一番難しいことから始めるのよ。自分を許すこと。
メイおばさんの言葉はどれもずっしり重いですね。MJを傷つけてしまったと話すピーターにメイおばさんからのセリフです。
start by 〜ingは、〜することから始めましょうという意味で、他にもすることはあるけど、とりあえず、これから始めましょうという場面に使えます。
Let’s start by cleaning the window.
窓の掃除から始めよう!
Whatever comes our way, whatever battle we have raging inside us, we always have a choice.
-Peter Parker
どんな状況に出会おうと、どんなに心に葛藤が起ころうと、僕たちにはいつも選択肢がある。
スパイダーマン3の最後のシーンからの名言です。複合関係代名詞の練習になりますね。
このwhateverは、副詞節として使われているので、日本語訳は「どんなことが〜しようとも」になります。
No matter whatに置き換えても意味が通じるという風に覚えることもできますよー!
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アメイジング・スパイダーマン(2012年)の名言(英語)は?
Did you humiliate that boy?
その生徒に恥をかかせたのか?
This guy deserved it.
恥をかかされて当然だよ。
So, all this is about getting even.
仕返しってことか?
こちらは、ベンおじさんとピーターの会話です。
力を手に入れたピーターが、クラスメートに力を見せつけバスケットゴールを破壊してしまい、ベンおじさんが呼び出された後の会話です。
先ほどにも出てきた「deserve」ですね。奴は恥をかかされるのに値するよ、が直訳です。
恥をかかされて当然、それくらいのことを自分にもしたんだからと言う気持ちがあります。
そして、ベンおじさんの「get even」。
これは、「仕返しする」という意味ですが、相手にされたことと同じくらいのことをやり返して、同等にするというイメージです。
スポーツでは、同点になるという意味もあります。
Secrets have a cost. They're not free. Not now, not ever.
-Aunt May
秘密は代償を伴うものよ。タダじゃないわ。今だけじゃない、これからも。
自分がスパイダーマンであることをメイおばさんに隠しているピーター。傷を負っては帰ってくるピーターを心配したメイおばさんのセリフ。
費用がかさむことを、cost(コスト)がかかるとも言いますよね。でもお金だけでなく、人的負担を意味する犠牲、損失、代償の意味もあるんですよ。
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年)の名言(英語)は?
Everyday I wake up knowing that the more people I try to save, the more enemies I will make.
– Peter Parker
毎日起きるたびに思い知らされるんだ、守れば守るほど、敵を作っているんだって。
ヒーローの苦しみですね。ドラゴンボールにも当てはまりそうですけど、強くなればなるほど、敵を引き寄せてしまう。
文法としては、「the」比較級の例文ですね。
We have to be greater than what we suffer.
-Gwen Stacy
苦しみを乗り越えていかなければいけない。
グウェンの卒業スピーチの一部ですが、人気の高いフレーズです。
苦しんでいること以上にならなくちゃいけない、つまり苦しんでいることを超えていくという感じですね。
You’re the bravest kid I have ever seen.
– Peter Parker
君は今まで見た中で一番勇気のある子だ。
映画の最後の方で戻らないスパイダーマンの変わりに、コスチュームを着た子が勇敢に立ちはだかります。間一髪で戻ってきたスパイダーマンが子供にかけた一言です。
このフレーズも使いやすい構文ですね。最上級に現在完了形をつけて、今までで一番を強調していますね!
他にも
met 今まで会った中で、
done 今までした中で
など言い換えることができます。
It’s no place like a home.
– Peter Parker
僕は戻ったぞ。
「僕は戻ったぞ」が字幕で使われていましたが、このフレーズはよく使われるフレーズで、1823年のオペラの劇中歌「Home, Sweet Home」の一節で、「There’s no place like a home」が元になっています。1939年のオズの魔法使いを始め、たくさんの場面で引用されています。
「家のような場所はない」、つまり「家にまさるところはない」といった意味ですね。
ピーターにとってスパイダーマンとしてニューヨークで人々を守ることは、家に帰ってきたという気持ちなんですね。
スパイダーマン・ホームカミング(2017年)の名言(英語)は?
Homework can wait. The city can't.
ーキャッチコピー
Homework can wait. The city can’t. #SpiderManHomecoming pic.twitter.com/Po7VJaCfWg
— Spider-Man: Far From Home (@SpiderManMovie) 2017年3月24日
映画のキャッチコピーの原文です。
ホームカミングは、前作のシリアスでやたらセクシーなスパイダーマンに比べ、原作に近い高校生が頑張ってる感を強くしています。キャッチコピーも「宿題は待ってくれるけど、街は待てない!」と学生っぽいですよね。
This is all I have. I’m nothing without this suit….
-– Peter Parker
これが僕の全てなんだ。もしこのスーツがなかったら僕には何もない。
If you’re nothing without that suit, then you shouldn’t have it.
-Tony Stark
スーツがないと何もないなら、お前にそれを着る資格はない。
ヒーロになるには、「心」が大事、そんな教訓でしょうか。厳しい親の愛情とも言えますね。
nothing without...は、愛の表現でも使われたりしますね。「...がなければ何もない」「...があればこそ」と言う意味ですが、
I’m nothing without you
で、「あなたがいなかったら私には何もない」「あなたがいるから私があるの」といった愛のフレーズでも使えますよ。
Come on, men. Come on Spider-Man!!
-– Peter Parker
これも瓦礫に潰されそうになるピーターが水に映った自分を見て、力を奮い立たせる言葉です。
Come on, men!は映画など見ているとよく聞くフレーズかもしれません。本当にいろんな場面で使えます。日本語の「えー!」「まじでー」「ちょっとー」「いいじゃーん」など、会話の合いの手に使える表現でもあります。
Come on=こっち来てー、という意味だけじゃないでんですね。
このピーターのセリフは、俺、頑張れ!!のような意味で、応援する時に使っていますね。
例えば、サッカーの試合などで、負けそうな時、奮い立て〜〜!といいたい時など使ってもオッケーですよね。
スパイダーマンの名言を英語で!まとめ
いかがでしたでしょうか。
かなり使える表現、名言がたくさんのスパイダーマンですね!私としては、最新のトム・ホランドのスパイダーマンが好きです!