こんにちは、イドです。
アメリカに来て一番驚くのは、お菓子やケーキの色!と言われる方多いのではないでしょうか。
私もアメリカで暮らし始めて1年目は、なるべく食べるのを避けていました!
だって、色が今まで見たことのない色ですからね。
「なぜアメリカのお菓子はこんなにカラフルなのか、おいしいの?」と疑問に思われている方へ、今日はアメリカのお菓子をご紹介していきたいと思います。
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アメリカのお菓子の色はなぜカラフルなのか
これは、やはりマーケティングで視覚的に消費者の購買をそそるためでしょう。
赤やオレンジや黄色などの暖色系は、食欲を増長すると言われていますし、緑は野菜を想像させることから、健康的だと思われる傾向があると言われています。(まあ、あくまでイメージですよね)
アメリカのお菓子の色の歴史
果物や野菜など色が濃ければ濃い程栄養価が高いと聞いたことはありませんか?
昔からのマーケティングで、食べ物の色は、人が思い描いている色に近いほうが、購入に至るとあったようで、食べ物への着色は効果があるとされたようです。
りんごの絵を書くとき、やはり思い浮かべるのは真っ赤なりんご。
バナナも真っ黄色!を思い浮かべますよね。
なので、よりその思い描いている色に近い、鮮やかな食べ物が人の食欲をそそるだろうと思われてきました。
かなりの昔からあったのは、バターへの着色だそうで、なるべく1年中同じ黄色になるように、牛が牧草の消費量の減る時期はバターの色が薄くなることから、黄色で色付けをしていたそう。
肉をより新鮮に見せるために、赤色で色をつけていたと言う話も聞いたことがあるかもしれませんね。
アメリカと着色料の関係は古く、
- バターにチョークを混ぜてより白くしていた
- ミルクに鉛を入れて濃厚に見えるようにしていた
ということが19世紀頃にあったとハーバードで経営史の研究をしている久野愛さんがインタビューに答えています。
現在は、健康志向に移行してきているので、アメリカの大手スーパーマーケット「ホールフーズ(Whole Foods Market)」へ行くと、あまり原色に近い着色料で染められた食べ物はありません。
アメリカでも、着色料=健康に良くないと考える人も多くはなってきていますが、やはり人は子供の頃から馴染み深い食べ物、食べ慣れた味と言うのものは無くならないようで、まだまだ原色のお菓子、ケーキの需要は衰えていません。
アメリカのお菓子の色を写真で紹介
それでは、どんな食べ物があるのかスーパーで写真を撮ってきましたよー!
ケーキ/カップケーキ
これはバレンタインデーに近いので、真っ赤、どピンクのケーキです。本物の薔薇より赤いです。愛が詰まっていますね!
誕生日ケーキ
これは、子供への誕生日ケーキを選べるサンプル本なのですが、もはや原色のみ!
あまり子供に着色料は避けたいところですが、やっぱり子供にはキャラクター物のケーキは大人気ですね〜。
シリアル(コーンフレーク)
シリアルも七色に着色されて、子供達は朝から楽しく朝食が食べられます!
アイスキャンディー
アイスから滴るその汁は、まるで絵の具。でも、暑い夏の日に食べるととってもおいしい!
アメリカのお菓子の味はまずいのか
日本から来たばかりの人が必ず言うのは「甘すぎる」でしょう。
甘すぎる=まずい
と思うかどうかはあなた次第。慣れとは怖いもので、徐々に甘さに慣れおいしいと感じることも。
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アメリカのケーキのクリームの違いとは
なぜ、ケーキやカップケーキが甘すぎるのかというと、日本だとクリームといえば生クリームでふわっと軽い舌触りなのですが、アメリカのクリームは、バタークリームなのです。
アメリカでは、フロスティングと呼ばれ、バターに粉砂糖を混ぜて作られたもので、ケーキのデコレーションに使われています。
また、フォンダンと呼ばれる砂糖、水飴を煮詰めて練ったもので形成したりするので、舌触りが重いというか、もったりと感じるため、日本人には馴染みがなくまずいと思うのかもしれませんね。
クッキーに可愛くデコレーションできるアイシングを使って、砂糖と卵白を混ぜたものになります。
日本でも、可愛くデコレーションされたアイシングクッキーをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
もし、ご自宅でアメリカのアイシングクッキーを作ってみたい方は、こんなキットがあります。
初心者でも簡単に作れる「アイシングキット」です!これさえあれば、アメリカっぽいクッキーが簡単に作れますよ〜。
アメリカのお菓子の色はなぜカラフルなのかまとめ
アメリカのお菓子の色について紹介してみましたが、皆さんちょっとは食べてみたくなりましたか?
これは日本とは全く違う文化の一つということで、アメリカに来たらぜひカラフルな視覚効果をチェックしてみてください。
もしかすると楽しい気分になって食べてみたくなるかもしれませんよ。