こんにちは、イドです。
本当に暑い日が続くようになり毎日熱中症に気をつけましょうというニュースを見るようになりましたね。
日本へ来る観光客も増え、夏にもしかすると熱中症の方に遭遇するかもしれません。
また、暑い国に旅行に行く際も、体調を崩してしまうことだってあるかもしれません。
知っておいて損はない熱中症の英語どんな英語なのか、また説明するにはどんな風に言えば良いのかチェックしてみましょう。
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熱中症を英語でいうと?
まずは、熱中症とは何なのかを調べてみると、「暑い環境で生じる健康被害の総評」とあります。
重症度により3段階あるとされているわけですが、「軽い熱中症」、「重度の熱中症」などというように使われていると思います。
では、英語ではどうなのかチェックしてみましょう。
一般的には熱中症は英語で、
Heat stroke (ヒート ストローク)
と訳されますが、アメリカでは、これだと重度の熱中症を意味します。
Stroke には、(脳卒中などの)発作という意味があり、heat(熱)の発作という意味合いになりますね。
では、日本の熱中症にも段階があるように、英語でもう少し軽めの熱中症の場合はどう言われているのかチェックしてみましょう。
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熱中症の種類を英語で!
熱中症には種類があり、重症までの段階があります。
その段階による症状なども英語にしてみましょう。海外で熱中症になった時に、もしかすると役に立つかもしれません。
熱失神 Heat syncope (fainting)
syncope 失神
fainting 卒倒
熱失神は、皮膚血管の拡張が原因で血圧が低下することで、脳への血流が悪くなり起こる症状です。
以下の特徴があります。
特徴 | |
めまい | dizziness |
一時的な失神 | brief loss of consciousness |
顔面蒼白 | Pale skin |
脈は速くて弱くなる | Increased pulse rate and weak |
熱けいれん Heat cramping
熱けいれんは、大量に汗をかいた後に、水のみを補給したことで、血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下し、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こることをいいます。
特徴 | |
筋肉痛 | Muscle pain or spasm |
筋肉がけいれんする | Muscle cramp |
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熱疲労 Heat exhaustion
熱疲労は、大量に汗をかいて水分の補給が追いつかない場合に、身体が脱水状態となり熱疲労の症状がでます。
重度の熱中症(III度)の手間のII度にあたります。
特徴 | |
全身倦怠感 | Fatigue |
悪心・嘔吐 | Nausea or vomiting |
頭痛 | Headache |
集中力や判断力の低下 | Confusion |
熱射病 Heat stroke
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態で、さまざまな意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)が起こります。さらに、ショック状態になる場合もある重度の熱中症です。
そして、これが英語のHeat Strokeにあたります。
特徴 | |
体温が高い | High body temperature |
意識障害 | Confusion |
おかしな言動や行動 | Odd or bizarre behavior |
ふらつく | Dizziness |
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熱中症に気をつけてや熱中症になる(なった)を英語で!
じゃあ「熱中症になった」や「熱中症に気をつけてね」はどう英語でいえばいいのかなって思いますよね。
アメリカでは、「熱中症に気をつけてね」より、どちらかというと熱中症にならないようにこんなことに気をつけて!という方がよくあるパターンです。
例えば、
今日は暑いからよく水分を取ってね。
It’s hot today, so stay hydrated.
*stay hydrated=脱水症状にならないようにする
すごい暑くなるから脱水状態にならないように気をつけてね
It’s gonna be hot today, so be careful not be dehydrated.
*dehydrated=脱水状態になる
今日も暑くなるから、日の当たるところにいすぎたらだめだよ。
It’s gonna be hot again, so stay away from heat.
*heat=温度、暑さ
もちろん、重症の熱中症は避けたいことですし、heat strokeを使っても良いかと思います。
今日はすごい暑くなるから、熱中症にならないようにたくさん水を飲んでね。
It’s going to be hot today, so drink lots of water to avoid heat stroke.
*avoid=避ける という意味になります
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では、熱中症になった(なる)の場合ですが、少し言い方を変えて、熱や暑さのせいで、ある症状が出たということもできます。
重度ではないけど、こういう症状が暑さのせいで出ていると言いたい場合ですね。
例えば、
この暑さのせいでめまいがした。
I got so dizzy from this heat.
*dizzy=めまいがする
暑すぎて何回か吐いてしまった。
I threw up a couple of time. I think it’s because of heat.
もっとダイレクトに熱中症になったは、こんな感じです。
- I got heat stroke.
- I suffered from heat stroke.
- She had heat stroke.
get,
suffer from,
have
を使って熱中症になると英語でいうことができます。
熱中症対策を英語で
熱中症対策は、熱中症を予防すると意味なので、「Prevention(予防、防止など)」が使えます。
Heatstroke Prevention
熱中症対策として、アメリカで挙げられている内容を簡単に英語でリストにするとこんな感じです。
Stay Cool (涼しさを保つ)
- Wear Appropriate Clothing (気温にあった服装を心がけよう)
- Wear Sunscreen (日焼け止めをつけよう)
- Schedule Outdoor Activities Carefully (外出時間に気をつけてスケジュールを組もう)
Stay Hydrated (水分補給をしっかりと)
- Drink Plenty of Fluids (適度な水分補給)
- Replace Salt and Minerals (塩分やミネラルを補おう)
Stay Informed (情報をしっかり集めよう)
- Check for Updates (最新ニュースをチェック)
- Know the Signs (症状について知っておこう)
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熱中症の予防対策には
熱中症を防ぐためには、水分と塩分を適度に摂取することが大切です。
汗を大量にかく運動をしたあとはしっかりミネラルバランスを補給できるスポーツ飲料水や塩飴などで適度な水分と塩分を補給しましょう。
バッグに入れて運びやすいハンディバックがオススメです。
また、食欲がなく、水分もそんなに取りにくいお年寄りの方には、水分の多いフルーツ、または野菜などで作った漬物がぴったりです。
きゅうり、わかめ、トマトを塩麹とお酢を袋に入れてもみこむと即席漬物の完成です。
無理のないよう適度な塩分と水分摂取を心がけたいですね。
熱中症は英語で?まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外旅行など忙しすぎてうっかり水分補給を忘れてしまわないように気をつけて熱中症にならないようにしたいですね。
日本から塩飴やハンディパックなど少量をスーツケースに入れておくのもいいかもしれません。