こんにちは、イドです。
今日は「エール」について詳しくチェックしていきたいと思います!
これってどんな意味なんでしょう。英語なの?他の言語?それとも和製英語?
有名な少女漫画で映画化もされた「青空エール」、ゆずの「うたエール」など、「エール」って意外に使われていますよね。
なんとなくイメージはあるけど、しっかりと意味を把握してなかったーと気になるあなたへ今日は「エール」について詳しくチェックしていきましょう。
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エールの意味とは?
NHK連続テレビ小説のタイトルにも決まった「エール」。その意味は福島への「応援」の意味が込められているそうです。
そう、日本で使われている「エール」の意味は、
応援、声援など励ましや激励
といった前向きな意味があります。
他にもジンジャーエール、エールフランスなど「エール」が使われていますが、この2つのエールは全く違う意味になります。
ジンジャーエールのエールの元になっているのは英語で「ale」で上面発酵酵母で常温で発酵させる飲み物のこと
エールフランスのエールは、フランス語のAirで意味は、空気や天空(空)のこと
では、応援の意味で使われている「エール」の元になった単語は何なのかチェックしてみましょう。
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エールは英語?
エールの元になったと言われている言葉は、英語のyellと言われています。
yellの発音は「エール」ではなく、「イェル」に近いです。
英語のyellの意味はと言うと、「叫ぶ」「怒鳴る」という意味で日常で使われることが多いです。
例えば、会話の中で、相手がちょっとイライラして声を荒げてきた時の返事に、
Hey, don’t yell at me.
(ちょっと、叫ばないでくれる)
と使ったり、
誰かに大声で叱られたときなどの表現に、
My mom yelled at me because I didn’t wear a helmet when I rode a bike.
(自転車に乗るときヘルメットかぶってなくてお母さんに叱られちゃった。)
など、大声を出すという場面での英単語になります。
日本語の「エール」にあるような「応援」という意味にしたい場合は、チアリーディングの元になっている「Cheer」の方が意味に近いです。
Let’s go to cheer our team!
(うちのチームにエールを送ろうよ!)
また、スポーツチームの応援に行くと、会場の声援を煽るように「叫べ!」という文字が電光掲示板に出たりしますが、
そういうときもyellではなく、
「Be Loud!」
「Get Loud!」
「Make some noise!」
などがよく耳にする単語です。
なので、日本での「エール」は応援という意味がありますが、元になったとされる英単語の「yell」とはちょっと意味が違うため、エールは「和製英語」になっていると言えます。
元になったとされる英語の「yell」とは意味が違うので、逆に「エール」を英訳したいときには注意が必要です。
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エールを送るを英語で?シチュエーション別使い方
日本語の「エール」は、「送る」と一緒に使われることが多いですよね。
「エールを送る」を英語に訳すために、
- sending my yell
などとそのまま訳しても通じないので気をつけましょう。
大切なのは「エール」の部分が何を意味しているかなんです。
受験が頑張れるようにエールを送ります。
試合が頑張れるように遠くからエールを送るね。
こんな感じで「エールを送る」の文章は使われると思いますが、この場合の「エール」は、あなたの「願い」「うまくいくように願っている」という気持ちを送っています。
なので、英語にすると「エール」は「Wish」「 Good luck」など「願い」「幸運を祈る」という英語を当てはめることができます。
Wishing you have a good luck on your exam!
Sending you my best wishes for your game!
こんな感じで「うまくいくように応援しています」と英語にすることができます。
演説やスピーチでも「エールを送る」と使う場面がありますね。
皆様から温かいエールをいただき誠に感謝しております。
このような文章の場合、エール=声援を具体的に考えてみると訳しやすくなります。
皆様から温かいエールをいただき誠に感謝しております。
は、
Thank you very much for your warm-hearted support.
この時のエールは、声援=「支持」や「支援」という意味に近いので、supportを使っています。
他にもどんなエールなのか変えたいときは、こんな形容詞が使えます。
- warm-hearted=温かい
- enthusiastic=熱心な
- spirited=熱意ある
では、スポーツの場面では、どうでしょう。
今からチームが勝てるようにエールを送ろう!
Give a shoutout to the team for their win!
さあ、エールを送るよ!
Let’s give a shoutout to the team!
先ほど紹介した「cheer」も使えますし、「shoutout」というカジュアルな単語も使えます。
エールの意味やエールを送るを英語で言うと?まとめ
いかがでしたでしょうか。
応援の意味を持つ「エール」は、英語の意味とはちょっと違うことがわかりました。英語で使うときは、発音も違いますし、状況によって意味が違うので、使う際は気をつけてみてくださいね。