こんにちは、イドです。
自己紹介やスピーチをする場面で、
- 私は英語が苦手ですが頑張ります。
- 英語が苦手ですがよろしくお願いします。
などなど、事前に失礼のないよう断っておきたい、迷惑をかけたら嫌だなーと思って、英語が苦手だと伝えた方がいいかなーと思い悩んでいる方多いんじゃないでしょうか。
英語が苦手と伝えた方が良いのかどうかの話はあとで書くとして、まずは、英語が苦手というフレーズを英語でどういえばよいのかチェックしていきたいと思います。
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英語が苦手を英語で
「私は英語が苦手です。」の英語の文章にはいろいろパターンがあります。
辞書をみると多いのが、
I am not good at English.
ではないでしょうか。これは教科としての英語が得意ではないというイメージもあるので、他にはこんな言い方がよく使われているフレーズです。
- I don’t speak English very well.
- My English is poor.
- My English is bad.
- My English is not good.
- My English is limited.
- I only speak a little English (a littleの位置に注意)
- I speak English poorly.
- I am not fluent in English.
このくらいのバリエーションがあります。日本語にすると、英語が苦手という直接的な意味ではなく、私の英語はよくないと言った意味にもなっていますが、どれも通じる英語です。
自分の英会話レベルによって変化があると思います。
*まったく英語を知らない、できない人は一番最初のフレーズを使って伝えることができます。
- I don’t speak English.
では、これをどんなシチュエーションで使うのか。
唐突に会った人に「私は英語が苦手です」と言うわけではないですよね。
英語が苦手ですという文章を使うとしたら、先ほどにも挙げた例文を、自己紹介や挨拶で使いたいと思っている人がいるんじゃないでしょうか。
- 私は英語が苦手ですが頑張ります。
- 英語が苦手ですがよろしくお願いします。
- 英語が苦手ですみません。
- 英語が得意ではないので失礼があったらごめんなさい
日本語だとこんな感じで言いたい方はいるんじゃないでしょうか。
日本人だけではなく、自分の英語を謝る人はたくさんいて、
“Sorry for my bad English”
下手な英語でごめんなさい
“Sorry I’m not a native speaker”
ごめんんさい、わたしはネイティブスピーカー(母国語話者:この場合は英語が母国語)ではないので。。。
などのコメントが、ユーチューブやフェイスブックにあります。
この「Sorry for my bad English(下手な英語でごめんなさい)」なのですが、文法もちゃんとできているのに、謙遜してしまうパターンで使う人もいます。
でも、これを間違いのない文章を書いているのに「ごめんなさい」と謝ることで、逆に嫌味として取る人もいます。
なので、「苦手」具合にもよると思いますが、これって実際に伝える必要があるのかどうかを次にチェックしてみましょう。
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英語が苦手と伝えるのは重要?
性格によって違いはあるかもしれませんが、誰だって「失敗」はあまりしたくないもです。
日本人が英語が話せない理由によく挙げられるのが、「完璧主義」や「失敗を怖がりすぎ」と聞いたりしますが、裏を返せば、自分の発言で相手に失礼なことをしたくないという意味もあると思います。
さらに深読みすれば、自分の失敗が自分の評価を落としたら嫌だというプライドもあるかもしれません。
また、勉強中だから多少のミスは許してねと自分から伝えることで、相手に甘えているのかもしれません。
逆に言われた相手は、どう思っているのでしょう。
あなたに興味を持ってはなしかけたのに、英語が苦手だからと言われたら、壁を作られてしまったと感じるかもしれません。
英語が苦手と伝えて、あなたは相手にどうして欲しいと思っていますか?
私は、どちらかというと嫌われたくないと思う相手に使っていたと思います。
こんなに長く勉強してるのに、このレベルって思われたくないとか、
全然聞き取れなくて、何話してるのかもよくわからなくて、楽しい返答もできないから、
とか。。。
よく考えれば、やっぱり自分への評価を恐れていたんですよね。(今ももちろんそう思いますが)
でも、文法がめちゃくちゃだったとしても、おしゃべり好きな人は知っている英語で話しますし、友達だって増えていくものです。
また、同じ趣味や価値観で惹かれ合う友人などは、英語が上手下手ではなく、一緒にいて楽しいかどうかがポイントで、「英語が苦手で。。。」と言われてもどうしてそんなことを心配するのかと、逆に心配される可能性があります!
私が「英語が苦手で。。。」と言った時、仲の良い人たちは、こんな返事をしてくれました。
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Sorry. My English is not good.
ごめんね、私英語が苦手でさ。。。
Don’t worry. Your English is much better than my Japanese.
何言ってるの!私の日本語力に比べたらすごい上手だよ!
(これは、二ヶ国語話せることがすごいよ、と褒めているフレーズです。ただし!深読みしちゃう人は、相手が日本語を勉強すらしてない場合だと、勉強してない言葉と比べられても。。。。。と皮肉に受け取ってしまうこともあるかもしれませんが、前向きに受け止めましょう!笑)
You’re so good. I cannot speak any other languages.
上手だよ!私は他の国の言葉話せないし。
これも、やはり他の国の言葉である英語を頑張って勉強していることに対して努力を認めてくれているフレーズです。
大抵の人が、英語が母国語のネイティブスピーカーだって間違うこともあるし、謝る必要なんてないよ!と言ってくれると思います。
でも、これを大人数の前や不特定多数の人の前での自己紹介やスピーチとなると話は違うかもしれません。
特にビジネスや面接の場面で、「私は英語が苦手」と言うのは避けた方が無難です。
とあるイギリスの会社では、海外からも多数の履歴書を受け取るわけですが、もし履歴書と一緒に送る必要のあるカバーレターなどに、
「英語が下手ですみません」
"excuse my English" (私の下手な英語で失礼いたします)
"sorry for my English" (私の下手な英語ですみません)
など書いてある場合は自動的にスパムメールに振り分けられるそうです。
ビジネスの場において、失礼のないようにと思い伝えたことが、自信がないと逆に取られてしまうこともあります。
謙遜や控えめな態度が重要視される日本ですが、英語を話す欧米では「自信のなさ」と見られてしまうのはよくないので、できれば、英語が苦手ということは避けた方が無難です。
英語が苦手というフレーズをもっとポジティブに前向きな英語で伝えることも大事です。
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英語が苦手をポジティブに言うフレーズ
これはもう心理的なことですが、自分で英語が苦手と言ってしまうことで、言霊のように跳ね返っていることもあります。
英語が苦手だと決めつけるよりも、下手でも気にせず英語を話し使うことが英語取得への道だと思います。
英語が苦手というフレーズもできればポジティブに伝えてみるが良いのではないでしょうか。
I’m working on improving my English.
英語がもっと上手になれるように今取り組んでいるところです!
*work on=取り組む
*improve=上達する
こんな感じですね。
自己紹介など人前で話す必要があり、「英語が苦手ですがよろしくお願いします」と言いたくなる場合も、
I’m working on improving my English. I’m glad that I got a chance to use my English to talk to you!
今英語が上手になるように一生懸命勉強しています、なのでこうしてみなさんの前で英語を使うチャンスをいただきありがとうございます!
道を聞かれた時も、英語が苦手だけれど助けたいと思っているのであれば、
I’ll try my best! Hope you understand……(身振り手振りで道案内)
自分のベストを尽くして説明しますね。わかってくれると嬉しいです。
とポジティブにいう方が好感度が高いんじゃないかなと思います!
私は英語が苦手ですを英語で!まとめ
いかがでしたでしょうか。
英語を使ったことがないならできなくて当たり前。語学を学ぶにはやはり使うことが近道なので、自分を「苦手だ」と追い込まず、間違ってでも使っていくことが大事なのかもしれませんね。
私も、失敗を恐れずまだまだ頑張ります!