こんにちは、イドです。
先日、飲酒運転の車に後ろから追突されました。警察が何台かきてまるで映画みたいなだーってのんきに考えていました。
その時にきたアメリカのパトカーがかっこよくて(違反でチケット切られる時よりも!)、今日はアメリカのパトカーについて紹介してみようと思います!
ちなみに私の時にきた車種は、シボレーのセダンタイプでした!
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アメリカのパトカーの車種の遍歴
まずは、最初のアメリカのパトカーの車種の歴史を見ていきましょう!
1899年、最初のパトカーとなった車は、オハイオ州のアクロン市を走る充電式のワゴンでした。1時間に16マイル(25.7キロ)を走りますが、30マイル(48.2キロ)毎に充電が必要となるパトカーです。
写真:The VINTAGE NEWS より
1920年になるとニューヨーク市警察が無線自動車のパトカーを導入します。この頃は、1917 フォード モデル Tのパトカーでした。
1932年になるとフォードがV8エンジン搭載の低価格の車を生産します。
1940年代は、フォード、GM、クライスラーのビッグ3と呼ばれるブランドの車が警察の厳しい任務に向けた仕様のパトカーを提供するようになります。
1969年にPlymouthがパトカー市場では人気となります。1970年代の日本でも起きたオイルショックなどのエネルギー危機のため購入者の意識は小さめの車へと移ります。
1970年代は、縮小されたモデルのフォード LTDやシボレーカプリスが標準パトカーとして再度採用されます。
こんな感じで、アメリカのパトカーの車種といえば、フォード、GM、クライスラーのビッグ3のブランドが占めていきます。
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アメリカのパトカーの車種といえば
では、次に各ブランドのどの車種がアメリカのパトカーに使われているのかチェックしてみましょう。
フォード
フォード・クラウンビクトリア・インターセプター
先ほど2011年に製造停止になるまで、アメリカのパトカーといえばこの車種でした。
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後輪駆動、V8エンジン、フレーム形式で作られ、追突などで車体が傷ついたとしても修理費が安く済むような計らいがあります。
アメリカのパトカーは耐用期限が過ぎると民間に下りてくるので、中古車として買うことが可能です。
フォード・トーラス
クラウンビクトリアの次にフォード社がパトカー(ポリス・インターセプター)のセダン型ベースに使用したのがフォード・トーラスです。
標準仕様のものから覆面パトカー仕様のものまで装備は様々です。
エンジンは、3.5Lと3.7LのV6自然吸気モデルがあります。エコブーストタイプのフォードポリスインターセプターが一番馬力があり、365馬力で、時速0から60マイル(約96キロ)までの加速時間は、5.70秒です。
フォード・エクスプローラー
ポリス・インターセプターのユティリティタイプがこちらのエクスプローラーをベースにしたSUVタイプです。
最新型はハイブリット車も登場し、アイドリング時間の長い警察のスケジュールと経費とエコを配慮した車となっています。
ただし、アイドリング中とはいっても、何かあったらすぐに発進できるよう特別仕様になっているので、すぐに走行可能です。うっかりスピート違反を見つけようものなら、すぐに追いかけてきます。
ポリス・レスポンダー・ハイブリッド・セダン
そして、数年前にフォード・フュージョンをモデルとしたハイブリッドパトカー、ポリス・レスポンダー・ハイブリッド・セダンを発表し燃費が良く、排出ガスが少ない、警察の予算と環境に優しいパトカーを発表しています。
公式サイトより:Ford Motor Company website
クライスラー
ダッジ・チャージャー
エンジンは、5.7リットルのV8ヘミと、3.5LのV6で、2006年にアメリカ最大の警察機関のニューヨーク市警察 (NYPD) が15台を試験的に導入しました。
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GM
シボレー・カプリス
2009年よりGMから登場したシボレー・カプリス・ポリスパトロールビークル(PPV)。オーストラリア部門のホールデンから、カプリスをパトカー専用モデルとしました。
この警察特別モデルは9C1というコードネームがあります。覆面パトカー用は、9C3が使われていました。
参照サイト:Government Fleet
シボレー・タホ
SUVタイプのパトカー。エンジンは、5.3リッターV8自然吸気で、355馬力があります。スピードが出るようにサスペンションの位置やばねの硬さなどを特別仕様にしています。
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ピックアップトラック型
パトカーにはオフロード機能も搭載したピックアップトラックと呼ばれるタイプの車両もあります。
フォードのF-150ポリス・レスポンダーやシボレー・シバラードがあります。
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アメリカのパトカーのサイレンは?
アメリカのパトカーのサイレンは、日本のピーポーピーポーとはちょっと違います。
追跡など急いでいる時にわかりやすく音を変えたりもしますし、パトカーが後ろについた時は、音を鳴らさずに、赤と青の回転灯を点灯させるだけなのですが、運転手が気がつかない場合は、少しだけサイレンを鳴らすというように状況に応じて鳴らします。
アメリカのパトカーのサイレンにも種類があり、以下のように分かれています。
Wail(言葉の意味:むせび泣く、もの悲しい)
Wailは、基本的な緊急走行時のウィーーーーーーーーーーーン、ウィーーーーーーーーーンと言う音です。経験談をまとめると、目的地や対象物まで距離がある時に使われやすいです。
Yelp(言葉の意味:きゃんきゃん吠える)
Yelpと呼ばれる音もあります。基本的な音のうちの一つで、短い音で、交差点に入るときや障害物を知らせたり、警察の存在に気がつかせたい時に鳴らす音と言われています。
もう一つの基本の音に「hi-lo」という音があります。
他にも音はありますが、州によってはWailとYelpだけ使えるなどサイレンに規則があるようです。他には、
- Phaser
- Priority
- Piercer
など耳に痛い大きな音があるようで緊急時に鳴らすこともあるようです。
何台かで出動する時に、全台数でなるべく違う音が出せる方が他の一般の車がパトカーが複数いると知らせるのに良いため、いくつかのサイレンがあるとのことです。
この動画の10分過ぎくらいに交差点に入るときに音を微妙に変えているパトカーが写っています。興味があったら是非チェックしてみてください。
・Big Bad Crown Vics In Action #3 Compilation Ford Interceptor P71
アメリカのパトカーの車種といえば?まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここ最近では、アメリカのパトカーはハイブリッドも導入し、経費削減や環境問題についても対応するように変化しつつあります。ハイブリッドでもそのスピードは衰えず、ますます進化したアメリカのパトカーかっこいいですね!自分が捕まる側だったら逃げられる気がまったくしません!!
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