こんにちは。イドButter子です。
アメリカに来て、気がついたことの一つに日本語の「美しさ」があります。
カッコつけたこと言っているように聞こえますが、「雨」という単語一つをとっても、表現が豊富ですよね。
季節で違いがあったり、雨の強弱で違いがあったり。
季節の雨 春時雨/五月雨/戻り梅雨/夕立/秋雨
強弱を表す雨 豪雨/にわか雨/鉄砲雨/雷雨/一雨
こんなに違いがあるのです!!
読み方がわからなくても、漢字をみるとなんとなくその様子がわかるというのも良いですよね。
では、英語では「雨」はどう表現するのか考えていきましょう!
梅雨は英語で何というの?
アメリカにも「乾季」と「雨季」のある地域がありますので、雨の降る季節という意味合いでは、梅雨も同じで
「rainy season」
と簡単に表現することができます。
ただ、梅雨には漢字に「梅」が使われていますよね。
この「梅」は、ちょうど梅雨が梅の実の熟す頃に長期で降る雨だったので、梅が使われたのではないかという説があります。
これは、会話につなげるチャンス到来!
相手が、日本にも雨季はあるの?と聞いてきたら、話のネタに説明するのと会話も弾むのではないでしょうか。
英語で梅雨を説明しよう
梅=plum
文字どおり=literally
Lushに限定販売でPlum rainなんてシャワージェルが発売されているので、認知度が広がりそうですね。
成分の中に梅が入っているそう!
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雨を英語で種類別に表現してみよう!
豪雨/激しい雨の英語
Rain is heavy. (雨激しいね。)
雨は、bigではなくheavyで量を表します。
It’s pouring. (激しく降ってるねー。)
pour(発音:ポーァ)には、注ぐという意味の他動詞で聞いたことがあるかもしれません。降り注ぐなどの自動詞で使われています。
It’s a downpour. (土砂降りだね)
downpour(発音:ダウンポーァ)は土砂降りや暴雨など激しい雨を表す名詞です。
It’s really coming down out there. (マジで降ってきてるね。)
come downは降りてくるという意味で、この文章では、雨が強まってきたという表現になります。
にわか雨/小雨の英語
Rain is light. (小雨だね。)
雨が小雨の時は、漢字に惑わされてsmallにならないように気をつけましょう。
It’s drizzling. (霧雨だね)
drizzle, drizzlingどちらも霧雨のような小雨の時を表す単語です。
It’s sprinkling. (ぱらついてるね)
sprinkleには、液体や粉末を振るかけるや撒き散らすなどの意味の動詞があります。スプリンクラーもそうですが、イメージとしては、細かい粒などをパラパラさせるときに使う感じです。なので、雨がぱらついてきたときに使えます。
It’s misting. (霧雨だね)
mistには霧という意味があり、霧状の雨のようなときにこう表現できるかと思います。
暴風を含んだ雨の英語
It’s so stormy. (すごい暴風だよ)
storm:ストームには嵐という意味があるのはご存知かもしれませんね。その形容詞で、嵐みたいな天気の時に使えます。
It’s foul weather. (悪天候だよ)
foulは、スポーツで反則のときによく聞きますよね。発音は、ファオルが近いです。天気に使う場合は、悪いやしけっているような天候のときに使えます。
It’s nasty outside. (外はひどい有様だね。)
nastyには、ひどいなどの意味があります。人に対しても使えますし、汚いものを見たときにもよく聞きますし、結構いろいろな場面で使われています。
雷雨の英語
It’s a thunderstorm. (激しい雷雨だよ)
これは、もうそのままですね。サンダーストームです。雷と嵐が混じっています。ただし、サンダーの「サ」を英語でいうときは、「TH」の発音になるようにしたいですね。
雨が降り出しそうな時の英語
I can smell the rain in the air. (雨の匂いがする)
I can smell the rain coming. (もうすぐ雨が降り出しそう)
ちょっと乙女チックかもしれませんが、雨の降る前に空気に水分が多くなり雨の匂いってしますよね。smellは、匂うという意味のある単語で、雨にも使えます。
It’s clouding up. (曇ってきたね)
cloud(発音:クラウドゥ)に雲という意味があり、曇りのときにcloudyを使います。だんだん雲が集まってきて曇ってきたとき、このような言い方ができますよ。
It’s getting dark out there. (あっちの方から暗くなってきたよ)
getを状態を表す意味で使い、徐々に暗くなってきたことを表現しています。
雨男/雨女は英語で表現すると?
直接的に雨男や雨女を表す単語がないので、こんな風に文章で表現できますよ。
I see you brought the rain with you. ←晴れならrainをsunshineに置き換えることも!
このときの、seeは分かるという意味で使いっています。broughtはbring(意味:持ってくる)の過去で、直訳すれば、あなたと一緒に雨を持ってきたことになりますよね。
The rain followed here. (雨がついてきちゃった)
followにはついてくるという意味がありますので、雨男や女には雨ついてくるのでこう表現できますね。
使わないとなかなか覚えられないかもしれませんが、もし機会があったら違う表現で伝えてみるのも良いのではないでしょうか。