毎年夏恒例のツール・ド・フランス。
アメリカでもNBC Sport Channelできっちり全ステージ放映されるので、毎年テレビから応援している、イドです!こんにちは!
今日は朝から驚きのレースとなってしまいました。
今回のサガンの停止処分について海外(ここはアメリカですが)でも大きく取り上げられています。
特に、ニュースではサガンの「elbowing」(ひじで押しのける)により事故を招き、停止処分となったと報道されています。
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サガン失格処分に対する海外の反応
ネットでは、ファンの議論がかなり熱くなっています。
tour de Franceより
サガンの失格処分に納得いかない派の意見
カヴェンディッシュはサガンの後方にいて、入り込む隙間も狭いのに、その隙間から抜けようとしたため、接触したように見える。
肘で押したように見えるが、サガンの肘が上がる前に、すでにカヴェンディッシュとサガンの後方部が接触して、カヴェンディッシュはバランスを崩している。(肘うちは関係ないのではないか)
カヴェンディッシュは、オリンピックのクラッシュを忘れたのか。
納得できる派の意見
サガンが自分のラインを守らず、カヴェンディッシュに寄ったように見える。そのため接触が起きた。
サガンは、肘をあげてカヴェンディッシュをブロックした。
失格処分を受けてのサガンのインタビュー
サガンは、
「デマールの後ろにつこうと思っていた。後方にカヴェンディッシュがいるとは思わなかった。」
と答えています。
レース後きちんとカヴェンディッシュにも会いに行き、言葉を交わしたそうです。
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カヴェンディッシュのインタビュー
カヴェンディッシュも、サガンとは旧知の中であり、彼がレース後すぐに話にきてくれたことが嬉しかったと答えています。
サガンがカヴェンディッシュの方に寄ったという意見に関しては、レースの中でのことだから寄ったのだとしても理解できることだと答えていました。
肘をあげたことに関しては、よくわからないと答えています。サガンと個人的に話そうと思うとのことでした。
アメリカスポーツコメンテーターの意見
NBCスポーツネットワークで放送されているツール・ド・フランスですが、コメンテーターに、自身もレースに参加経験を持つ「Bob Roll」「Paul Sherwen」らを迎えて、わかりやすく丁寧な説明が人気を読んでいます。
レース終了後、サガンの失格処分が言い渡される前、レースを振り返りこの事故について話していた彼らの意見は、
最後のスプリントで接触が起こるのは多々あることで、サガンがわざと肘で押したとは思い難い
という意見でした。
しかし、他チームのジェネラルマネージャーのJim Ochowiczは、
今回のスプリントの選手は全員経験豊かでお互いをよくわかっている。なので、どのように皆が動き、何をしているのかよくわかっていたはずだ。なので、サガンも自分の位置を把握していたはずだ。
とサガンに非があると暗に示していました。
最後に
レース最後の部分は、時速60〜70キロほど出るので、接触事故が起きたとしてもあっという間です。
今回の処分は厳しすぎるとの他の選手からのも声もありますし、サガン選手にとっては第4レースでツアーから去らなければいけないのは、大きな痛手となることはまちがいないです。