こんにちは、イドです!
ハワイに蚊や他の気をつけたい虫がいることは以前にもご紹介したのですが、では、現地で虫除けグッズを購入しようとしている方へ、おすすめの商品を今回まとめていきたいと思います。
楽しいハワイ旅行もしくはアメリカ旅行にしてくださいね!
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Contents
虫除けスプレーの英語は?
虫除けスプレーを英語にするときに重要な単語が、
repellent (寄せ付けないもの、防虫剤、虫除け)の意味を持つ単語です。カタカナにすると、リペレンツが近いでしょうか。
この単語に、蚊、昆虫、虫などの単語を加えることもできます。
mosquito/insect/bug repellent
repellentの発音が難しくて通じない!というときは、bug spray (バグ スプレー)、mosquito spray(モスキート スプレー)などでも通じます。体に吹きかけるジェスチャーも入れれば、体に付けたいタイプの虫除けスプレーだとすぐわかってもらえるでしょう。
ハワイで買えるもっとも強力な虫除けスプレーとは
アメリカの虫除けアイテムでもっとも強力されているのが、「ディート(DEET)」と呼ばれる成分が含まれる虫除けグッズになるかと思います。
この「ディート(DEET)」は、最高で100%含まれるものまでありますので、使用者はどのくらいの強さの虫除けスプレーが欲しいか選ぶことができます。
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虫除けスプレーの成分「DEET(ディート)」とは
では、この「ディート(DEET)」とは何なのか簡単に説明します。
ディートは60年代ベトナム戦争時にアメリカが兵士のために開発した昆虫忌避剤です。化学名を、ジエチルトルアミドと言います。
ベトナム戦争時に兵士が藪の中に潜んだり、森を徘徊する際に虫にかなり悩まされたため開発された物質です。
効能、効果は、蚊だけでなくダニ、ブヨ、アブ、ツツガムシ、南京虫など広範囲でカバーできます。
しかしながら、まれに神経障害や皮膚炎を起こすといった報告があったので、子供への使用などには、ディート成分がどのくらい含まれているのかなど使用の際には注意が必要となりました。
現在のところ日本では、12歳以下の小児には、親の監視下の元で決められた回数び使用を守るよう勧められています。また、ディート濃度が低いものを選びましょう。
生後6ヶ月未満 使用しない
6ヶ月から2歳未満 1日1回
2歳以上から12歳未満 1日1〜3回
そして、なるべくエアゾールタイプでスプレー缶のディート配合虫除けスプレーは、付着率も悪く、吸い込むといけないので、なるべく避けた方が良いでしょう。
アメリカでも、以下のような注意がされています。
- ディートの入った虫除けと日焼け止めが一緒になった商品は子供は避けた方が良い。日焼け止めを塗り直したい場合に、ディートもまた塗り直すことになるため。日焼け止めと虫除けを併用する場合は、日焼け止めを塗ってから、虫除けの順番を勧める方が多いです。
- ディートは30%以下のものにする
- 肌に塗るときは控えめに塗り、手に塗るのは避ける(口に入ったり、目をこすって目に入るのを避けるため)
- 口周りに塗るのは避ける
- 外で塗ること(密室で行うと子供が吸い込んでしまう恐れがあるため)
- 傷口や怪我をした場所は避ける
- 使用後は、必ず石鹸で体を洗うこと
ディートの濃度とは
ディートの濃度は、最高が100%ですが、この濃度は長時間持続できる目安になります。
10%で約2時間、98%で約10時間ほど持続できると言われています。
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ハワイ現地で購入できるおすすめの虫除けスプレーは?
ハワイで何をするかにもよりますが、もし森の中などへ長時間のトレッキングに行かれる方は、30%くらいは含まれているディート配合の虫除けスプレーが良いのではないでしょうか。吸い込みたくない方は、ミストタイプもあります。
肌が弱い人は、広範囲に塗る前にきちんと確認をしてくださいね。
ファミリータイプもあり、こちらはディートの成分が15%の商品と7%の商品があります。
肌にも優しいように自然成分が少し足された商品もあります。
ディートフリーにも気をつけよう
こちらのような「Repel Lemon Eucalyptus」は、ディートフリー(ディートが入っていない)と書かれていますが、一応合成された植物オイルとのこととのことで、敏感肌の人や肌が敏感な3歳以下の子供にはおすすめしないとされています。
ディートフリーで、6時間持続できるということなので、なるべくディートを避けたい人におすすめの虫除けです。ただし、レモンとユーカリの香りが嫌いな人はやめておきましょう。
#Lemon eucalyptus is better than #DEET to repel #mosquitoes. https://t.co/lc49m12qxP #zikahttps://t.co/ye2LG6aBgf pic.twitter.com/5jjOi3crdP
— Marilyn Pokorney (@Gardenhealth) 2018年3月28日
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ハワイ現地で購入できるオーガニックの虫除けスプレーは?
もちろん、合成されていないエッセンシャルオイルの虫除けもあります。
レモングラス、シトロネラ、ペッパーミント、ラベンダーなどが配合されているミストタイプの虫除けグッズです。
オーガニックの虫除けスプレーの効き目は?
エッセンシャルオイル成分のみの虫除けは、やはり短時間しか持続効果がありませんので、なるべくよく塗り直すようにしましょう。30分から2時間くらいが持続時間とされています。
マダニに効かないと大手アメリカアウトドア会社から聞きましたので、目的に応じて選んでみてください。
ハワイでイカリジン配合の虫除けスプレーはある?
イカリジン/ピカリジンとは
日本でも新しく認可されたイカリジン(Picaridin)は、ディートに代わる忌避剤としてドイツで開発されたもので、ヨーロッパやオーストラリアなどで使われていました。
アメリカでは2005年よりイカリジンも使用し始めました。
イカリジンは、ディートに比べると肌への刺激が少なく、ディートよりも少ない濃度で同じ効果があるとのこともあり、子供へ使用しやすいと言われています。
アメリカでは、sawyerやrepelブランドのイカリジン 配合の虫除けスプレーがあります。
Be prepared to protect yourself against insects and bugs. @SawyerProducts #Bugs #Insects #Sawyer pic.twitter.com/NKfXBXJn7y
— Fisherman's Handbook (@FishHandbook) 2018年3月27日
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英語では、イカリジン は、
Picaridin (ピカリジン)
と書かれているので、気をつけてくださいね!
ただディートに比べると、寄せつけないむしの種類が少し減りますので、何を避けたいかにもよって選んでみてください。
イカリジンで避けられる虫
蚊、ブヨ、アブ、マダニ
なので、ディートでは効果のある南京虫やツツガムシにはイカリジンでは効果がないとのことです。
ハワイの虫除けスプレーのおすすめのまとめ
いかがでしたでしょう。
現地で買える虫除けを紹介してみました。ターゲットやウォルマートで買える商品ですが、在庫がない場合もあるかと思いますので、成分をしっかりチェックして目的に応じて快適な虫除けを選んでみてくださいね!